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閲覧数:3429
ID |
AN0000711X-19830300-1005 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN0000711X-19830300-1005.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 434.2 KB |
Last updated |
: Jan 11, 2011 |
Downloads |
: 7109 |
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タイトル |
須恵器蓋杯の製作技術
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著者 |
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学文学部文化財学科 |
上位タイトル |
文化財学報
(Bunkazai gakuho, Bulletin of the study of cultural properties).
Vol.2集,
(1983.
03)
,p.45-
56
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抄録 |
蓋杯は、小型の須恵器のうちで各時期を通じて最も普遍的な存在である。この遺物は、須恵器が日本で最初に生産された段階から、奈良・平安時代まで存続し、形態的変遷、製作技術を研究する上において重要な位置を占めている。蓋杯の生産で最大の画期は、六世紀末葉から七世紀前半代である。それは、これまでの杯身、杯蓋が上下逆転して、杯身が杯蓋に、杯蓋が杯身に変化し、様々な器種の出現と、技術的にも種々の変革が行なわれた時期である。
私は、かつて「須恵器腺の製作技術」と題して、腺の製作技術、製作過程の復原、検討を行なったことがある。器表面に残されたタタキ目文、ナデ、突き込みの諸痕跡の切り合い関係から、製作過程の復原、検討を中心に行ない、さらに、須恵器生産史のなかでの位置付けを行なった。その成果として、腺の底部成形は、壷、甕と同様の技法を用いて底部を突き出す方法によるが、これが六世紀前半期になると一変して底部ヘラ削り技法に変化するというものであった。
小稿では、このような成果を基にして、簡単ではあるが蓋杯の製作技術の検討、製作過程の復原を行ない、特に製作技術のなかで蓋杯内面に残る同心円文スタンプの性格について検討していきたいと考える。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Journal Article |
Index |
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