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詳細
閲覧数:3161
ID |
AN0000711X-19930300-1002 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN0000711X-19930300-1002.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 1.1 MB |
Last updated |
: Jan 20, 2011 |
Downloads |
: 5598 |
Total downloads since Jan 20, 2011 : 5598
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タイトル |
古代建築の上部構造
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著者 |
岡田 英男
(Okada hideo)
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文化財学科
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学文学部文化財学科 |
上位タイトル |
文化財学報
(Bunkazai gakuho, Bulletin of the study of cultural properties).
Vol.11集,
(1993.
03)
,p.1-
25
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識別番号 |
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抄録 |
近年建築遺跡の発掘調査が全国各地で進められ、建築史上にも重要な遺跡が次々と発見され、図面・模型あるいは実物による再現が試みられている。発掘調査で解明されるのは、建物の配置・平面・柱径あるいは基礎・礎石・同据付痕・側溝などの遺構や、地鎮具・瓦・土器・木簡などの遺物で、建築部材の一部が発見されることがある。しかし、その遺跡に建っていた建物がどのような構造・意匠を持っていたかは直接明らかに出来ない。
弥生~古墳時代の堅穴住居・高床倉庫などではその構造が推定され、実際に各地で復原されている。近年では宮殿・官衙の建物などの復原も進められ、平城宮の朱雀門・大極殿についても復原計画が進んでいる。
遺構復原については発見部材があればこれが基準となるが、現存する古代の建築遺構に見られる古い技法を中心として、伝統的形式を伝えると考えられる古式の神社建築、家型埴輪や家屋文鏡などの建築を表現した遺物、または記録により推定される建築手法等が参考とされていることは云うまでもない。多くは詳細な考察のうえに復原されているけれども、現存建物あるいはその前身建物や転用古材によって判明する建築構造のうち、奈良時代を中心として桁から上方の棟木に及ぶ屋根裏部分の小屋組構…造について検討を加え、建物推定復原の根拠を固めようとするものである。この時代の構造としては二重虹梁募股、二重虹梁斗、叉首・合掌組等各種の手法がある。まず遺構に見られる各手法について順次述べる。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Journal Article |
Index |
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