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ID AN00181569-19791200-1011
アイテムタイプ Article
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Last updated : Nov 29, 2010
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タイトル 島津家本『太平記』考
別タイトル
A Note on Taiheiki of the Shimazu's Text
著者
長坂 成行 (Nagasaka shigeyuki)
文学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.8号, (1979. 12) ,p.1- 13
識別番号
ISSN
03892204
抄録 『太平記』諸本には全巻に亘ってではないが、いくつかの巻に限って極めて独自な記事を有する伝本がある。そうした独自記事の生じた背景には、少なくともそれらをも取り込んで『太平記』を形成してゆく状況が在っだことは確かである。巻一は本文異同の比較的少ない巻ながら、左掲諸本は主にその末尾に浅原為頼内裏乱入事件・中宮御産
祈疇(重出) ・中原章房変死事件等の特異記事を持つ。現存本では今川家本・吉川家本、また現在所在不明の島津家本(天理図書館蔵『太平記抜書』・『参考太平記』等から) ・金勝院本(『参考太平記』から)がそれである。更に中原章房変死記事のみ、それも非常に簡略ではあるが米沢本・学習院本にも存する。
小稿では島津家本を対象に据え、巻一の特異記事について考えたい。今川家本・吉川家本は一応完本として整い巻一以外にも問題点多く、全巻を通じての性格の究明は他日を期す。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 8号
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