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閲覧数:3587
ID |
AN00181569-19831200-1003 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN00181569-19831200-1003.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 559.8 KB |
Last updated |
: Nov 9, 2010 |
Downloads |
: 7426 |
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タイトル |
韓式系土器についての予察
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別タイトル |
Prelimiary repot on Korean peninsula style pottery called Kanshikikei-Doki, excavated in Japan. |
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著者 |
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.12号,
(1983.
12)
,p.24-
37
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識別番号 |
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抄録 |
わが国の原始・古代史において,海外との文化交流を示す遺物には様々なものがある.これらの渡来系遺物の出土は,古くは縄文時代に遡り,弥生時代,古噴時代と時代を下ることにその頻度を増してくる.遺物の主なものとしては,青銅器,鉄器,石器,土器等あらゆるものを包括するが,遺跡における様相もこれに準じている.
弥生時代後半から古噴時代にかけては,朝鮮半島からもたらされたと考えられる瓦質土器,赤褐色軟質土器,陶質土器等が存在するが,近年これらの土器は北九州,近畿を中心として各地で検出されており,その実体が徐々に解明しつつある.これらの土器の研究についてはいくつかの論考があるが,総合的な調査・研究は途についた状況にあるといえ,今後の進展を期さねばならない.
小稿では,まず「韓式系土器」についてのこれまでの研究成果,用語について整理し,次に,近畿地方を中心として,実際の土器,出土遺跡について粗くはあるが検討を加え,遺物・遺跡の性格とその後の影響,渡来系氏族との関係,文化交流についての見透しを述べ,今後の調査・研究の基礎とするものとしたい.また,小稿はあくまでも予察として述べるものであり,不充分な点については次回に期したいと考える. |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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