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ID AN00181569-19920300-1020
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タイトル 中世後期大和国東山内衆(国人)の動向について
別タイトル
On the trend of the Group of Kokujins(国人)in the Higashi-Sannai(東山内)of Yamato in the Latter Middle Age
著者
朝倉 弘 (Asakura hiroshi)
文学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.20号, (1992. 03) ,p.1- 12
識別番号
ISSN
03892204
抄録 本稿は私の前稿(山辺郡の中世史概説、『奈良県の地名』、『日本歴史地名大系』30所収、平凡社刊)への検討であるが、一面これまでの東山内についての評価に対するものでもある。南北朝時代の東山内についての従来の見方は、むしろ南朝方とする考えが支配的であった。また染田天神講の結成は東山内衆(国人)の一揆とみられてきた。しかし東山内の使用年号からみると東山内、とくに天神講衆は北朝方とみるのが穏当と考えられ、また同講年預は東山内衆の一部であり、同講の結成は東山内衆の一揆ではなく、むしろ分派活動とみなされる。この点来迎寺檀家グループが東山内一揆と考えられる。なお同一揆は東山内が伊勢・伊賀との流通・交通の要地であったために必要であったほか東山内各庄地下人の団結にも対応するもので、庄園社会の秩序維持に一定の役割を果たそうとしていたものとみなされる。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 20号
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