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閲覧数:2446
ID |
AN00181569-19930300-1003 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN00181569-19930300-1003.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 515.8 KB |
Last updated |
: Dec 2, 2010 |
Downloads |
: 1428 |
Total downloads since Dec 2, 2010 : 1428
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タイトル |
『マンスフィールド・パーク』におけるファニー・プライスのプロテスタント的精神
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別タイトル |
Fanny Price and Protestant Ethic in Mansfield Park |
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著者 |
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.21号,
(1993.
03)
,p.43-
57
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識別番号 |
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抄録 |
小説『マンスフィールド・パーク』は、裕福な gentry の一家と、この一家に養われている若い女性ファニー・プライスの成長と自立の過程を描いている。ファニーは一家にとって部外者であり、従順でおとなしい性格でもあるために、疎外感を味わう。だが、彼女のアウトサイダーとしての視点は、彼女の周囲の人々を冷静に眺めるのに役立った。オースティンはこの作品で、ファニーを通して、ジェントリーの社会を客観的に描こうとしている。二つのジェントリーの家族、田舎で土地の経営にあたるバートラムー家と、土地を離れ都会で消費生活を楽しむクロフォード兄妹が登場するが、好意的に描かれているのはバートラム家の方である。バートラム家は道徳的、勤勉、ストイックであり、ヒロインが最終的に、一家に迎え入れられるのも彼女の実務能力、「有用性」が認められたからである。資本主義最盛期の英国上層ジェントリーの一家に「プロテスタント的」な精神が見てとれる。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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