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ID AN00181569-19950300-1025
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タイトル 雷鳴壺考
別タイトル
Research on Kannarinotsubo
著者
山本 利達 (Yamamoto ritatsu)
文学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.23号, (1995. 03) ,p.69- 73
識別番号
ISSN
03892204
抄録 平安京の内裏における後宮は、七殿五舎ある。その五舎は、それぞれの壺庭にある木によって、藤壺、梅壼、梨壺、桐壼と呼ばれたが、襲芳舎だけは、なぜ雷鳴壺と呼ばれるのか明らかでない。
『和名抄』に「以霹靂俗謂之雷鳴壼」とある。落雷した木を「霹靂木」といった例が、『扶桑略記』や『帝王編年記』にみえる。『和名抄』の「霹靂」は「霹靂木」の意であり、「霹靂」は『伊呂波字類抄』に「かみなり」の訓みがあるので、「霹靂木」は「かみなりのき」ともいわれ、襲芳舎には「霹靂木」があり、そのことから「かみ(ん)なりの壺」と呼ばれたものと考えられる。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 23号
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