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ID AN00181569-19960300-1006
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Last updated : Dec 6, 2010
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タイトル 『嵐ヶ丘』にみる作品構成の諸相
別タイトル
Some aspects of the story structure in Wuthering Heights
著者
山田 隆敏 (Yamada takatoshi)
教養部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.24号, (1996. 3) ,p.81- 87
識別番号
ISSN
03892204
抄録 Emily Bronte の Wuthering Heights は、 Charlotte Bronte の Jane Eyre や、Ann Bronte の Agnes Grey とともに Bronte 3姉妹の代表的作品となっている。Emily はこの作品のみで英文学史上に名をなした作家であるが、29才の若さでこの世を去っている。彼女はこの作品に全身全霊を込めたと断定しても過言ではあるまい。この作品は Yorkshire の一地方作品にとどまらず、彼女の内面世界を散文化して、空間的・時間的にも無限定な世界的作品となっている。この概念が全世界の読者を魅きつけている源といえよう。この作品は Heathcliff と Catherine の愛を描いた作品であるが、この2人の絡みは34章中16章目で終っている。その後半は、彼等の愛を妨げた社会に対する復讐の劇中劇となって展開されている。今回は storytellers による〈語りの2重構造〉と〈家・荒野・愛そして生と死の側面にみられる2重構造〉についてふれてみた。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 24号
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