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閲覧数:1585
ID |
AN00181569-19960300-1016 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN00181569-19960300-1016.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 453.5 KB |
Last updated |
: Dec 6, 2010 |
Downloads |
: 2205 |
Total downloads since Dec 6, 2010 : 2205
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タイトル |
産業化論の再検討: 環境問題の社会理論のための予備的考察
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別タイトル |
The Industrialization Theories Re-considered: A Preliminary Study for the Social Theory of Environmental Problems |
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著者 |
平岡 義和
(Hiraoka yoshikazu)
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社会学部
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.24号,
(1996.
3)
,p.225-
237
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識別番号 |
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抄録 |
近年地球規模の問題となっている環境問題を解決するためには、長期的に考えると、現在の産業化システムの転換をはからなければならない。こうした課題を扱うには、マクロ的な環境問題の社会理論を構築する必要がある。そこで、本稿では、そのための予備的作業として、産業化論の再検討をおこなう。従来の産業化論では、主として生産の側面に焦点があてられ、生産の拡大と相即的にすすむ大衆消費の普及、また生産と消費を媒介する資本主義的市場と、その担い手である企業組織について、十分な考察がなされていない。さらに、地域の歴史的、地理的特性を拾象した理論構成がなされている。産業化論のこのような欠を理めるには、国際的な企業行動とそれに基づく世界システムの変容を視野におさめた理論が求められる。そうした理論的立場からすると、最近のアジアにおける急速な企業の移転は、産業主義的意識の定着を妨げ、消費欲求の肥大化をともなう拝金主義的意識を増大させ、環境問題の加速度的悪化をもたらす危険性を高めていると考えられる。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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