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閲覧数:1736
ID |
AN00181569-19960300-1019 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN00181569-19960300-1019.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 337.0 KB |
Last updated |
: Jan 5, 2011 |
Downloads |
: 4524 |
Total downloads since Jan 5, 2011 : 4524
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タイトル |
歌人上田三四二、「たまものとしての四十代」
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別タイトル |
"L' époque quadragénaire comme don" de Miyoji UEDA, poéte de tankas |
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著者 |
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.24号,
(1996.
03)
,p.1-
12
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識別番号 |
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抄録 |
上田三四二は医者であり、戦後を代表する歌人の一人でもあった。彼は四十二歳の時、結腸ガンを病み、手術のため入院した。昭和四十一年のことで、まだガンが近い将来の死を意味する時代であった。彼も一時は死を覚悟したが、手術は成功し、幸運にも生き延びることができた。エッセーの題が示すように、彼にとってはまさに「たまものとしての四十代」であった。しかし、ガンはいつ再発するかもしれない。そのような恐れの下で、彼はどのように生きようとしたのか。彼を再び生の世界へと導いたのは、兼好の「時間論」と、上田自身の自然への著しい傾斜であった。拙論では、評論『俗と無常-徒然草の世界』と『うつしみこの内なる自然』、ガンを患って以降、四十代全体にわたる歌集『湧井』等を検討することにより、四十代に得た彼の死生観を見て行きたい。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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