奈良大学リポジトリ

| Home Login |

XooNIps検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:1962
ID AN00181569-19970300-1013
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
画像
本文 AN00181569-19970300-1013.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 810.4 KB
Last updated : Nov 9, 2012
Downloads : 3124

Total downloads since Dec 2, 2010 : 3303
タイトル タマを冠する万葉歌語とその背景
別タイトル
The Meanings of the Prefix "Tama" in the Manyosyu, with Some Background
著者
木村 紀子 (Kimura noriko)
文学部
Publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.25号, (1997. 03) ,p.1- 17
識別番号
ISSN
03892204
抄録 万葉集の歌語の中には、「タマー」という形で熟語となるものが十指を超えてある。それらは、歌の中でいわゆる枕詞となるものがほとんどであるため、従来その意味のあり様がややもすると単に修辞的なものと見なされがちであった。しかし、それらの語の「タマ」は、本来すべて「霊」の意を持ち、万葉歌語としてもまだその意味が十分生きており、タマを冠する熟語は、タマの依り代や「タマごひ」の呪具といった性格のものも多く、多用の中からは古代人独特のタマの把え方が窺われるものである。さらにその背後には、「玉桙の道行人・玉梓の使」といわれる市井の巫者たちが居て、人々のタマの世界に深く関与し、道びいてもいた。
万葉歌を中心に、各種古代言語資料の記述も重ね合せながら、タマをめぐる古代人の言葉と心の風景をよみがえらせたい。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 25号
関連アイテム