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ID AN00181569-19980300-1011
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Last updated : Mar 30, 2010
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タイトル ロマン派の光芒
別タイトル
Lichtstrahl der Romantik
著者
堤 博美 (Tsutsumi hiromi)
教養部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.26号, (1998. 03) ,p.15- 32
識別番号
ISSN
03892204
抄録 ノヴァーリスはドイツロマン派の極星である。彼は十八世紀後半に生まれ、騒乱の時代に育ち、成人しては世俗的な仕事の傍ら創作活動に励み、十九世紀の初年に、その短い生涯を終えた。生存時はほとんど巷間に知られる存在ではなかったが、死後次第に評価され、やがて「青い花」の詩人として蘇生し、今やドイツロマン派を代表する鬼才として名を竹帛に垂れている。ノヴァーリスの作品は今日では断簡零墨に至るまで、全集もしくは選集として公刊されている。しかるに、その邦訳は極めて少ない。概して彼の作品は、大衆一般向きではないから、今後もごく一部の人々にしか読まれないだろう。惜しむべき傾向である。筆者はドイツ遊学中に偶々彼の作品を目にして、その奇才に驚嘆し、瞠目した。爾来折に触れてその作品集を経いているが、未だに詩人の全体像を把握するに至らない。ノヴァーリスとは、一体如何なる精神の持ち主だったのか。彼の作品並びに彼に関する資料から、その人間像を考察するのが、本文を草する筆者の眼目である。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 26号
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