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詳細
閲覧数:2519
ID |
AN00181569-20000300-1015 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN00181569-20000300-1015.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 362.6 KB |
Last updated |
: Dec 11, 2009 |
Downloads |
: 2431 |
Total downloads since Dec 11, 2009 : 2431
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タイトル |
日吉社をめぐる断章二、三:『太平記』注解補考(一)
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別タイトル |
A Study of the Hiyoshi Shrine in Taiheiki |
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著者 |
長坂 成行
(Nagasaka shigeyuki)
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文学部
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.28号,
(2000.
03)
,p.59-
70
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識別番号 |
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抄録 |
『太平記』注解の補訂・追考として、日吉神社に関連する、以下の四件について述べた。まず建武三年正月、足利尊氏との京合戦に敗れた後醍醐天皇が、叡山に臨幸した際に応対した権禰宜行親、および法印定宗の事跡について、次に北朝の後光厳天皇の臨幸の時、二度にわたり私宅が行宮となった日吉社家祝部成国の経歴・縁戚関係などについて触れた。三番目に住吉神社の楠が折れた件に関連して語られる応和年間の叡山三宮の松枯れの故事は、山王神道関係の諸書にみえる、万寿二年の礼拝講由来調が典拠になっているであろうことを指摘した。最後に、鎌倉公方足利基氏の死去に係り、世の乱れを恐れて「内々」の沙汰による祈祷という表現があるが、その背後には、横川法師が日吉権現の神託を得、それを察知した武家が諸寺に大般若経転読を命じた、という事象などが意識されているのではないか、と推測してみた。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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