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詳細
閲覧数:7302
ID |
AN00181569-20010300-1015 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN00181569-20010300-1015.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 434.9 KB |
Last updated |
: Oct 19, 2012 |
Downloads |
: 9143 |
Total downloads since Dec 11, 2009 : 10071
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タイトル |
源氏物語の密通と罪
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別タイトル |
Ilicit intercouse and crime in The Taile of Genji |
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著者 |
山本 利達
(Yamamoto ritatsu)
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文学部
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.29号,
(2001.
03)
,p.21-
30
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識別番号 |
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抄録 |
源氏と藤壼との密通の物語は、源氏物語第一部全体にかかわる重要なものである。源氏や藤壺は、この密通の罪を深く恐れ続け、それは、「恐ろし」「そら恐ろし」「おほけなし」等の語によって表現されているという読み方がある。しかし、それぞれの語によって表現されている場合を検討してみると、そのような読み方はできない。后と密通し、それが露顕した場合、男も女も罪せられた事例はある。源氏と藤壺は、露顕することを恐れたが露顕しなかった。源氏が密通の罪を思うのは、第二部において、柏木と女三宮の密通を知った時で、それ以前にもそれ以後にもない。源氏物語においては、密通における罪の意識を追求する道をとってはいない。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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