奈良大学リポジトリ

| Home Login |

XooNIps検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:3087
ID AN00181569-20020300-1014
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
画像
本文 AN00181569-20020300-1014.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 350.8 KB
Last updated : Dec 10, 2009
Downloads : 2343

Total downloads since Dec 10, 2009 : 2343
タイトル 「賀茂神主改補の事」覚え書:『太平記』注解補考(二)
別タイトル
A Study of the Kamo Shrine in Taiheiki
著者
長坂 成行 (Nagasaka shigeyuki)
文学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.30号, (2002. 03) ,p.21- 32
識別番号
ISSN
03892204
抄録 小稿の趣旨は前稿(「日吉社をめぐる断章二、三1『太平記』注解補考(一)ー」、本誌二八号、二〇〇〇年三月)に同じく注解の補訂で、巻十五「賀茂神主改補の事」をめぐる二、三の問題について論じた。賀茂の神主基久女をめぐる二宮の競い合いの話は、帥宮(後醍醐天皇)と後伏見院の物語として受容できること、改補されたとある基久・貞久は系図および賀茂別雷神社『社務補任記』により、貞(定)久・教久の交替劇を準拠として想定できること、その一方の教久を基久として物語化したのは、基久に遁世出家を主題にする和歌が存在したのが一つの契機であること、などを述べた。また帥宮詠とされる歌は『兼好法師家集』の一首と関連あろうかと推され、また貞(定)久・教久の交替の年代から考えて、本話は観応・文和年間(晶三五〇1五五)以降に生成され、『太平記』ではそれを建武年間頃の物語として設定したと思われる。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 30号
関連アイテム