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ID AN00181569-20020300-1015
アイテムタイプ Article
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Last updated : Dec 10, 2009
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タイトル 宇多朝の文壇
別タイトル
The literary world of Uda dynasty
著者
滝川 幸司 (Takigawa koji)
文学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (ナラダイガクキヨウ). Vol.30号, (2002. 03) ,p.33- 52
抄録 宇多朝文壇の性格について、「公宴」という語、詩宴への参加者、詩宴の様相、詩序の表現の面から検討した。宇多朝近辺の記録に見える「公宴」という語は必ずしも公事としての宴を指すのではなく、天皇の私的興趣によって行われる詩宴をいうことが多い。これは、当時盛んに行われていた、三月三日、七月七日の宴でも同様で、参加者を検討しても、詩人以上に、蔵人あるいは天皇の近親者といった人々が参加していたのである。それまでの詩宴が、ほぼ内宴・重陽宴に限られ、公事としての認識が強く、好文の君主ではなくとも詩宴が開かれていたのに対し、宇多朝の詩宴は、宇多個人のイニシアティブによって領導されていたと考えられる。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 30号
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