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閲覧数:4107
ID |
AN00181569-20030300-1002 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN00181569-20030300-1002.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 977.3 KB |
Last updated |
: Nov 9, 2009 |
Downloads |
: 2608 |
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タイトル |
中国人の日本観:戴季陶
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別タイトル |
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著者 |
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.31号,
(2003.
03)
,p.17-
44
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識別番号 |
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抄録 |
戴季陶は孫文に追随し、秘書まで長年勤め、薫陶を受け、孫文に傾倒した。国民党の右派の理論的指導者であり、三民主義を儒教的に解釈し、蒋介石の思想的支柱となると同時に、唯物史観・階級闘争に反対し、共産党との提携にも終始反対した。彼は思想は信仰になってはじめて力になるとの観点から日本論を展開した。日本民族は中国・印度・欧米の文明を千年以上に亘って咀嚼・同化し、独自の文化を造り上げ、特に江戸時代に民族精神を形成し、民族の自信力を付け、明治維新に成功した。食祿報恩主義に過ぎない制度論的武士道から道徳論的武士道、信仰論的武士道、そして旧信仰論的から新信仰論的武士道と、武士道はその内容を拡大・変化し、日本の民族精神となった。彼は中国人と比較しながら、日本人の信仰の真実さ、美意識並びに夫婦関係等を褒めちぎる半面、それが喪失しつつあることを訴え、日本軍閥・財閥の中国侵略政策を猛烈に糾弾した。彼の「日本論」は中国人日本研究の白眉である。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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