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閲覧数:2685
ID |
AN00181569-20030300-1020 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN00181569-20030300-1020.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 868.9 KB |
Last updated |
: Oct 19, 2012 |
Downloads |
: 2581 |
Total downloads since Nov 9, 2009 : 3047
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タイトル |
催馬楽ことばの原像
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別タイトル |
The Original Image of Saibara Lyrics |
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著者 |
木村 紀子
(Kimura noriko)
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文学部
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.31号,
(2003.
03)
,p.19-
38
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識別番号 |
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抄録 |
平安宮廷の貴族たちに、懐かしい古謡として愛唱されていた催馬楽は、神楽歌と並び称されるような古色を感じさせる歌詞をもっている。後白河院は梁塵秘抄口伝集で、催馬楽は「大蔵の省の国々の貢物おさめける民の口ずさみにおこれり」と断言し、時の政への風刺を含むとも言っている。催馬楽の中には、万葉集歌と歌詞の一部が共通するものもあり、著名なわざうた「葛城」のように、奈良の京での童謡として流布していたことが知られているものもあるが、他の歌も、多くが史実を背景に奈良の京のいわば今様として歌われたものだったことが実証できる。そして、「貢物納めける民」とは、大蔵省に下属し、古来漢人等の関与も深い縫殿寮・染殿寮等に奉仕する女たちであったことが、歌詞の背景に浮かび上がって来る。万葉歌語とは位相差をもち、外来の新語にも自由に開かれていた、サイバラという柔構造の言語場を再現したい。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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