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ID AN00181569-20040300-1002
アイテムタイプ Article
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Last updated : Sep 5, 2009
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タイトル 中国人の日本観 : 周仏海
別タイトル
中國人的日本觀 : 周佛海
著者
蘇 徳昌 (So tokusho)
教養部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.32号, (2004. 03) ,p.19- 32
識別番号
ISSN
03892204
抄録 周仏海の一生は波瀾万丈の50年であった。20代はマルクス主義に走り、中国共産党の創立にまで参加し、30代は孫文の三民主義を信仰し、その著述と宣伝に没頭し、40代は和平運動に身を投じ、漢好になり、悲劇の最期で幕を閉じた。日中戦争が勃発し、戦火が華北から華中・華南へと急劇に燃え広がるにつれ、彼は日本の国力を過大評価し、中国は人・物・組織、どれを取っても、日本に及ばないし、国際情勢も中国には不利で、孤立無援の状態である。故に、日本と戦えば絶対に負ける。中国を救うには和しかない。という動機から日本を信じ、日本人と手を組み、日本軍占領下の汪兆銘傀儡政権作りに東奔西走し、その中堅になるが、間もなく、裏切られたことが分かり、日本・日本人不信感に陥り、絶望する。最後のあがきも功を奏さず、獄死する。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 32号
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