| |
詳細
閲覧数:5118
ID |
AN00181569-20040300-1011 |
アイテムタイプ |
Article |
このアイテムを表示する |
|
本文 |
AN00181569-20040300-1011.pdf
Type |
: application/pdf |
|
Size |
: 728.7 KB |
Last updated |
: Dec 22, 2010 |
Downloads |
: 8011 |
Total downloads since Oct 2, 2009 : 8239
|
|
|
タイトル |
柏木哲夫: 「受容の死」を中心にして
|
別タイトル |
Sur Tetsuo KASHIWAGI: surtout sur "l'acceptation de la mort" |
|
著者 |
|
版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.32号,
(2004.
03)
,p.1-
19
|
|
識別番号 |
|
抄録 |
柏木哲夫は淀川キリスト教病院にホスピスを開設、その長を勤めた。彼はすでに二千人を越える患者を看取った。日本のターミナルケアの第一人者であり、ここ三〇年間で、最も死について考えてきた人である。筆者は彼の著作から、〈安らかな死〉は可能なのかどうかを探りたい。柏木は精神科医・内科医であり、クリスチャンである。まず、柏木がどのような人であるかを見る。彼の仕事場であるホスピスとはどのようなところか、末期患者の〈四つの痛み〉、特に〈霊的痛み〉とはどのようなものか。〈安らかな死〉が可能になるには、死を受け容れる必要がある。つまり、〈受容の死〉がキーワードなのである。「受け容れる」は「あきらめる」とは違う。〈死の受容〉に最も必要なのは、信仰である。必ずしもキリスト教でなければならないことはないが、人間は生かされていること、そのことに感謝して生きること、死に関しては、ゆだねてしまって生きることが必要である。 |
言語 |
|
資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
|
関連アイテム |
|
|