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詳細
閲覧数:5118
ID |
AN00181569-20070300-1002 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN00181569-20070300-1002.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 118.5 KB |
Last updated |
: Dec 7, 2010 |
Downloads |
: 29803 |
Total downloads since Dec 7, 2010 : 29803
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タイトル |
フランスにおけるエリート主義
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別タイトル |
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著者 |
田中 文憲
(Tanaka fuminori)
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教養部
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.35号,
(2007.
3)
,p.13-
32
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識別番号 |
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抄録 |
フランスを特徴づけるものの1つに、エリート官僚による支配がある。これは、絶対王政時代にすでに完成していたものであるが、ナポレオンによって強化された。フランスにおけるエリートの選抜は初等教育段階から始まり、リセの準備学級、グランゼコールで頂点に達する。グランゼコールの中でもエコール・ポリテクニクとENAは政財界に対する影響力という点では絶大であり、高級官僚から、ある者は政界に進出し、ある者は経済界に天下る。エリート支配に対しては、さまざまな批判が存在するが、結局のところ、フランス人はエリートの必要性を感じており、これを受け入れていることがわかる。特に政治・外交面では、エリートが存分に力を発揮している。一方、経済面では問題も多い。今後のフランスの発展は、経済面におけるエリート官僚支配の欠点を克服できるかどうかにかかっている。なお、日本は、政治エリートの養成については、フランスを大いに見習うべきである。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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