奈良大学リポジトリ

| Home Login |

XooNIps検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:1472
ID AN00181569-20080300-1002
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
画像
本文 AN00181569-20080300-1002.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 58.7 KB
Last updated : Dec 7, 2010
Downloads : 4551

Total downloads since Dec 7, 2010 : 4551
タイトル 『嵐が丘』に観る愛の普遍的概念
別タイトル
Some generalities of Love in Wuthering Heights
著者
山田 隆敏 (Yamada takatoshi)
教養部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.36号, (2008. 03) ,p.21- 35
識別番号
ISSN
03892204
抄録 Catherine の誇り高くて激しい気性、それに引き換え、Heathcliffの飽くことなき復讐への執念、それら両者の激しき激情・怨念が、この作品の全編に亘って流されている。まさに天高く舞い上がる「嵐」のように、彼らの根源的な愛の権化に起因する残忍さ・エゴイズム、そして不条理的な愚かしさが、全編にあまねく表現されている。善と悪(愛と憎しみ)の相克的な所業が展開され、人間同士のどうしようもない性(さが)の嵐が繰り広げられているのである。このような精神面の矛盾さと、Heathに代表される陰気な自然現象が、一体化されて内容に独特な陰影を与えている。21世紀の今日、この独特な陰影を帯びた作品内容は、我々に力強い衝撃を与え、人間としての生き方そのものについて思考させずにはいられない作品に仕上がっている。また、時間と空間を超越した普遍性に永遠性を与える作品構成に仕上がっているのである。異常な復讐心を有する主人公Heathcliffを登場させることによって、一般的な愛とか執念が、どのように「憎しみ」に転化するかを述べてみたい。さらに、「憎しみ」が愛のジャンルの転嫁であるかを、時代性を問わない森羅万象の普遍的観念論として述べてみたい。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 36号
関連アイテム