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詳細
閲覧数:2955
ID |
AN00181569-20130300-0018 |
アイテムタイプ |
Article |
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タイトル |
「源氏物語かるた」考―源氏絵の簡略化・抽象化・象徴化―
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別タイトル |
A Study on Cards of Tale of Genji : Simplification, Generalization, and Symbolization of Genji-e |
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著者 |
塩出 貴美子
(Shiode kimiko)
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文学部
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.41号,
(2013.
03)
,p.326-
295
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識別番号 |
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抄録 |
「源氏物語かるた」は、『源氏物語』の各帖から和歌を一首ずつ取り出し、カルタにしたものである。上の句札には絵が描かれており、物語の一場面やそれを連想させるような事物が描かれている。本稿では十一件の「源氏物語かるた」を紹介し、まず、和歌の校合を行った。その結果、これらの和歌は青表紙証本系統の本文よりも、江戸時代に版行された『源氏物語』の梗概本に近いものであることが明らかになった。次に、絵については、人物が少ない、あるいは人物を描かないものが多いことから、人物の有無によって二分し、人物を描くものについては、場面の縮小化、場面の簡略化、人物の抽象化の三種に、また人物を描かないものについては、帖名の象徴化、場面の象徴化、その両者を兼ねるものの三種に分類し、それぞれの特徴を考察した。また、その図様について、版本挿絵との関係が考慮されること、および図様から見た作品の相互関係などを考察した。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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