| |
詳細
閲覧数:1243
ID |
AN00181569-201403-1002 |
アイテムタイプ |
Article |
このアイテムを表示する |
|
本文 |
AN00181569-201403-1002.pdf
Type |
: application/pdf |
|
Size |
: 4.0 MB |
Last updated |
: Oct 6, 2016 |
Downloads |
: 481 |
Total downloads since Feb 16, 2015 : 481
|
|
|
タイトル |
辻邦生のパリ滞在とブルースト
|
別タイトル |
L’oeuvre de Proust et un séjour à Paris de Kunio Tuji |
|
著者 |
|
版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.42号,
(2014.
03)
,p.23-
38
|
|
抄録 |
辻邦生は、1957年から61年にかけて、初めてパリに長期滞在している。この期間中に彼は、それまで放棄していた創作活動に取りかかり、4編の短編小説を書き上げ、2編の長編小説を着想し、その内の1編を書き始めている。なぜそのようなことが起こったのか。
辻本人によれば、ギリシャでの体験が大きいということになるが、一方でこの期間に辻がブルーストの『失われた時を求めて』を読んだことも 大きく関連している。彼はこの読書を通じて「書く」ことの意味を学び、その結果、彼がこの期間に書き上げ、着想した作品にはブルーストとの何らかの関連、あるいはいくつかの類似点を見出すことができる。それは着想の時のヒントであったり、挿話の選択とその描写における類似であったり、または作品構造上の類似であったりする。それらを検証することにより、辻の初期作品にブルーストがいかに影響をあたえているか、同時に2人の作家の違いも明らかになってくる。 |
キーワード |
|
言語 |
|
資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
|
関連アイテム |
|
|