奈良大学リポジトリ

| Home Login |

XooNIps検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:1596
ID AN00181569-201403-1015
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
画像
本文 AN00181569-201403-1015.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 3.7 MB
Last updated : Mar 30, 2015
Downloads : 967

Total downloads since Mar 30, 2015 : 967
タイトル センシティブな社会調査における使い捨て項目の効果について
別タイトル
Influence of Throwaway Questions for Sensitive Social Survey
著者
吉村 治正 (Yoshimura harumasa)
社会学部
船木, 昭夫 (Funaki, Akio)
青森大学社会学部教授
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.42号, (2014. 03) ,p.221- 233
識別番号
ISSN
03892204
抄録  本稿では、社会調査において「使い捨て質問(throwaway question)」を導入することで、回収率や偏りにどのような影響が見られるかを、実際の社会調査に付随して行った実験によって検証した。調査票の構成によって調査票にコンテクストを持たせること、これは従来バイアスの源泉であるとして否定的に扱われてきた。ところが近年、調査票にコンテクストを持たせることによって回答者の回答行動が促れされ、回答拒否や欠損の発生を抑制するという議論が現れている。本稿では、この新しい見解を立証すべく、一般人口を対象としたセンシティブなトピックの社会調査において二種類の調査票を作成、配布して回収状況を比較した。結果は、「使い捨て質問」を用いてコンテクスト形成を行った調査票の方が、コンテクスト形成を行わない調査票に比べ、有効回収率で有意に高い回収率を示した。他方、回収率が上がることによって心配された回答の偏りについては、明確なものは見つからなかった。
キーワード
社会調査
コンテクスト効果
非回答誤差
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 42号
関連アイテム