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ID AN00181569-201503-1011
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タイトル 「性・性意識の発達を個人差としてとらえる試み」 : 性別二元性からの脱却
別タイトル
Development of Sexuality from the Viewpoint of Individual Differences : Beyond the Sexual Dichotomy
著者
湯川, 隆子 (Yukawa, Takako)
奈良大学社会学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.43, (2015. 3) ,p.175- 191
識別番号
ISSN
03892204
抄録 本稿は、性・性意識に関わる発達を「個人差」としてとらえることを提案するものである。すなわち、性・性意識の発達を性別二元性(男女)のカテゴリの中での個人差としてみるのではなく、性を人間の諸特徴のひとつととらえ、一人一人の主体的な自己の中に統合されていくという発想、発達観を主眼に、性・性意識の発達を理論化する試みである。具体的には、(1)生物学的研究についての検討、(2)社会化、認知発達的研究についての検討、(3)セックス、ジェンダー、セクシュアリティの3つの用語を、改めて定義したセクシュアリティの概念に統合することの可能性、(4)再定義されたセクシュアリティに代表される性・性意識の発達を個人差としてとらえる発達観の可能性の4点から考察する。
キーワード
セクシュアリティ
発達
個人差
Sexuality
Development
Individual Differences
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 43号
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