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ID AN00181569-201902-1007
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Last updated : May 27, 2019
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タイトル 非行経験者が援助要請を行うまでの他者との体験過程について : 非行経験者の手記の分析から
別タイトル
Young Ex-Offenders' Development of the Human Relationships Needed for Help-Seeking Behavior
著者
廣井, いずみ (Hiroi, Izumi)
奈良大学社会学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). No.47  (2019. 2) ,p.93- 107
識別番号
ISSN
03892204
抄録  非行経験者が非行から離脱するときに、他者とどのように関係性を発展させ、どのような体験を積むのか、援助要請行動が見られるのはどの段階か、非行経験者の手記を分析することで検討した。非行経験者は、大人に対する不信感、周囲との機能不全のコミュニケーションの課題を抱え、それぞれの課題に対して、①支え、ガイドしてくれる大人との出会い、②周囲との関係性の構築を体験することが、課題解決のプロセスになる。援助要請には、非行や非行集団からの離脱のための援助要請、今後の進路の実現のための援助要請の2種類が見られ、前者については、①支え、ガイドしてくれる大人との出会いを経験していることで、主としてフォーマルな援助要請が為され、一方後者については、①支え、ガイドしてくれる大人との出会い、②周囲との関係性の構築を体験した後、構築された関係性を基盤に、インフォーマルな援助を求めるのではないかと論じた。
キーワード
非行からの離脱
援助要請
機能不全のコミュニケーション
コミュニティー感覚
M-GTA
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 47号
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