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ID AN00181569-202002-1002
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Last updated : Sep 9, 2020
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タイトル 援助要請態度と気質との関連性
別タイトル
The relationship between help-seeking attitudes and temperament
著者
太田, 仁 (Ota, Jin)
奈良大学社会学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). No.48  (2020. 2) ,p.19- 30
識別番号
ISSN
03892204
抄録 " 本研究の目的は、計画的行動倫理(theory of Planned Behavior; Ajzen, 1991)にそって、援助要請行動の過程を整理し、自殺予防の一助とすることである。本論文では、その一環として援助要請意図の先行要因である「統制認知」に関する遺伝的要因である「気質」による態度への影響を明らかにすることを目的におこなわれた調査結果を報告する。
 援助要請態度は、援助要請における過去の経験や認知、更には行動の評価により形成される変数であり、計画的行動倫理においては、意図さらには行動への循環的影響を有することから従属変数として選択された。
 気質の測定には、Gray (1970, 1981, 1982, 1987)の強化感受性理論(Reinforcement Sensitivity Theory)に基づきCarver & White (1994) が作成したBIS/BAS Scalesの日本語版(高橋ら, 2007)を用いた。
 女子大生70名を対象とした質問紙調査の結果、行動を抑制する不安特性であるBISは、肯定・否定両援助要請態度と破壊表出に有意な影響過程を示し、衝動的特性であるBASの下位因子である駆動からは肯定的援助要請に対し負の影響過程、報酬からは正の影響過程を示した。"
キーワード
援助要請態度
被援助指向性
自殺の対人関係理論
気質
計画的行動倫理
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 48号
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