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ID AN00181569-20210100-1002
アイテムタイプ Article
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本文 AN00181569-20210100-1002.pdf
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Last updated : May 11, 2021
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タイトル 筑後平野の軌道網における技術変革と休廃止 : 昭和初期の筑後軌道廃止を中心に
別タイトル
Relationships between the formation processes of tramway's networks on the Chikugo Plain, in Fukuoka Prefecture and transport techniques : Abolishing the Chikugo Tramway in the early Showa-era(1926--89)
著者
三木, 理史 (Miki, Masafumi)
奈良大学文学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). No.49  (2021. 1) ,p.11- 29
識別番号
ISSN
03892204
抄録 " 本稿は、明治末期から昭和戦前期の福岡県(一部に佐賀県域を含む)の筑後平野における軌道網の輸送技術変革と1920年代後半以後の廃止を、沿線地域との関係から考察した。それらのうち、特に路線延長の長い筑後馬車鉄道を起源とした筑後軌道に事例を求めた。
 筑後馬車鉄道は、浮羽郡の有志を募って計画され、吉井—田主丸間を皮切りに久留米市内へと延伸した。ところが同鉄道は久留米市内延伸によって馬力の輸送力に限界を感じ、石油発動機、蒸気機関、電気機関へと輸送技術の変革的発展過程をたどった。
 筑後軌道廃止の直接的原因は並行する国鉄久大線開業による営業困難にあった。同社は、資産を地元に切り売りするより、政府の補償の一括受領をより有利と判断した。その廃止は、現代の新幹線建築による並行在来線問題に相当し、輸送機能の劣化によるものではないことが明らかになった。"
キーワード
輸送技術
軌道網
筑後軌道
福岡県
筑後平野
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 49号
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