奈良大学リポジトリ

| Home Login |

XooNIps検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:0
ID AN00181569-20230200-1010
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
画像
本文 AN00181569-20230200-1010.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 7.3 MB
Last updated : Apr 5, 2023
Downloads : 140

Total downloads since Apr 5, 2023 : 140
タイトル フランス第二帝政期における経済発展(1) : サン・シモン主義
別タイトル
Economic Development during the Second Empire of France(1) : Saint-Simonism
著者
タナカ, フミノリ (奈良大学名誉教授)
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). No.51  (2023. 2) ,p.139- 153
識別番号
ISSN
03892204
抄録 " フランスは第二帝政期において、経済が急速に発展し、それまで数十年の差をつけられていたイギリスとの差を一気に挽回し肩を並べるまでになった。
 本稿では、なぜ第二帝政期にフランスが急速な発展を遂げたのか分析を試みた。
 分析の結果、「生産主義」を掲げたシュバリエやペレール兄弟などの非カトリック的かつ非社会主義的なサン・シモン主義者たちが、貧困をなくすためには社会全体の生産力を増大する必要があると考える「特異な」皇帝ナポレオンⅢ世と奇跡的に出会い、協力し合った結果であることがわかった。
 サン・シモン主義者たちは、彼らの理想とする「普遍的協働体」を実現するために行動し、革新的な銀行であるクレディ・モビリエを生み出し、人とモノを結びつける鉄道網を完成させたが、これらが人々に刺激を与え経済の大発展に繋がったのである。"
キーワード
サン・シモン主義
ナポレオンⅢ世
普遍的協働体
クレディ・モビリエ
鉄道
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 51号
関連アイテム