| |
詳細
閲覧数:1978
ID |
AN10086451-19921200-1004 |
アイテムタイプ |
Article |
このアイテムを表示する |
|
本文 |
AN10086451-19921200-1004.pdf
Type |
: application/pdf |
|
Size |
: 609.0 KB |
Last updated |
: Dec 14, 2010 |
Downloads |
: 1152 |
Total downloads since Dec 14, 2010 : 1152
|
|
|
タイトル |
『廟学典礼』成立考
|
著者 |
|
版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学史学会 |
上位タイトル |
奈良史学
(Nara shigaku : Nara journal of history).
Vol.10号,
(1992.
12)
,p.64-
76
|
|
識別番号 |
|
抄録 |
筆者は、これまでにいくつかの論文において、元朝における知識人支配の史料としての『廟学典礼』の価値について述べ、その前提として『廟学曲ハ礼』の成立をより明確にすることの必要性に触れてきた。また、最近、「至元ゴニ年崇奉儒学聖旨碑ー石刻・『廟学典礼』・『元典章』」と題した論文を書き(近刊、以下、前論と略称)、至元三一年(一二九四)七月に出された、廟学への尊崇を命じた聖旨を中心に、儒人に関する聖旨の石刻を文書として取り扱うことによって、『元典章』や『廟学典礼』と石刻とを同一聖旨について比較し、その史料としての性格の差異を検討するという作業を試みた。本来ならば、その中で、『廟学典礼』の成立についても、自説を展開すべきであったのであるが、一つには、論文の構成上の都合もあり、また、中国から、「元代史料叢刊」の一冊として、『廟学曲ハ礼』の校点本が近刊されることが、すでに予告されていたので、
同書で、『廟学典礼』の成立について、どのような見解が示されるかを待ちたいという気持ちもあって、この問題には触れずにおいた。ところが、最近日本に届いた、『廟学典礼』点校本(漸江人民出版社、一九九二年三月刊)の、王顛氏の「点校説明」においては、成立の問題については、まったく触れられておらず、筆者にとっては期待はずれの結果となった。そこで、この機会に『廟学血ハ礼』の成立について、現段階での筆者の見解を述べてみたいと考える。なお、行論の都合から、上述の聖旨碑についての論文と重複する箇所の存在することをご承知いただきたい。 |
言語 |
|
資源タイプ |
text |
ジャンル |
Journal Article |
Index |
|
関連アイテム |
|
|