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ID AN10086451-19921200-1007
アイテムタイプ Article
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Last updated : Jan 7, 2011
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タイトル 中世前期における騎士の戦術と武装
著者
堀内 一徳 (Horiuchi kazunori)
史学科
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学史学会
上位タイトル
奈良史学 (Nara shigaku : Nara journal of history). Vol.10号, (1992. 12) ,p.112- 126
識別番号
ISSN
02894874
抄録 マルク・ブロックによると、西欧ではカロリソグ時代以降、甲冑、槍、楯、剣で武装し騎馬で戦うエリートの戦士が存在し、十世紀頃に鐙が使用されると、長い槍がそれまでの短い槍に代り、また鼻当のちに面頬が加わり、さらに鎖帷子は皮か織物の綴合せの上に鉄の環や板を縫い合せて精巧となるが、このような武装は高価であり、富裕な人々のみが購うことができた。十二世紀には、騎士階級はその伝統をもたない家門の子弟を次第に排除し、以後社会の下層の者に対して門戸を閉し、十三世紀中頃から貴族身分を形成していったという。今日、騎士の起源が八世紀に遡るとか、また騎士が中世の貴族の起源であるという説は、大方のコソセソサスを得られない。しかしカロリソグ時代から十二世紀にかけての西欧の軍事技術の著しい進歩が、騎士階級ないしは身分の形成を促したことは間違いない。以下においてカロリソグ時代から一〇六六年のへースティソグズの戦までの期間に騎士が参加した主要な戦いにおけるかれらの戦術および武装について述べてみたい。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public / 文学部 / 奈良史学 / 10号
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