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ID AN10086451-19931200-1003
アイテムタイプ Article
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Last updated : Dec 14, 2010
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タイトル 一九〇〇年春、後藤新平長官の福建訪問について
著者
菅野 正 (Sugano tadashi)
史学科
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学史学会
上位タイトル
奈良史学 (Nara shigaku : Nara journal of history). Vol.11号, (1993. 12) ,p.50- 71
識別番号
ISSN
02894874
抄録 台湾総督府民政長官後藤新平は、一九〇〇年(明治三十三年、清光緒二十六年)春、夏と二回、台湾の対岸の福建を訪問した。夏八月下旬のは、義和団運動が福建にも波及し厘門本願寺布教所が焼失して、日本軍が軍事占領しようとした事件ー厘門事件に対応するためであった。今一回は、それに先んずる四ヶ月前、義和団運動が福建に大きな影響をもたらしていなかった四月、後藤民政長官は数人の同行者と、福建を訪問し、厘門、福州、樟州の各地を見学し、当地の官紳と会談した。その目的は何であったのか。この春の福建訪問については鶴見祐輔『後藤新平伝ー台湾統治篇下』(以下『後藤伝』と略記する)に詳しくふれているが、ここでは『後藤伝』が利用した資料をふまえ、他の資料を加え、訪問の状況を明らかにし、それが後の福建政策、対岸経営とどう係ったかをみてみたい。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public / 文学部 / 奈良史学 / 11号
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