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ID AN10086451-19951200-1005
アイテムタイプ Article
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Last updated : Dec 14, 2010
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タイトル 織豊系城郭以前
著者
多田 暢久 (Tada nobuhisa)
史学科
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学史学会
上位タイトル
奈良史学 (Nara shigaku : Nara journal of history). Vol.13号, (1995. 12) ,p.93- 104
識別番号
ISSN
02894874
抄録 近世社会の幕開けをどの時期に設定するかは、織田・豊臣政権に対する評価と関わる重要問題である。織田政権の性格については、まだ結論が出ているとはいえない。ただ、城郭研究において、信長の安土城を近世城郭への画期とすることは、大筋で認められるであろう。石垣・瓦・礎石建物の使用が、その指標として挙げられている。しかし、安土城以後も、城郭が一斉に近世化したわけではない。織田勢力下でも同時期に、中世城郭の特徴を持つ城が築かれていた。また石垣や瓦など、個々の技術的特徴については、安土城以前の城郭にも部分的にみられる。織田勢力においても、中世城郭からの築城技術の発展過程があったはずである。であるならば、安土城以前こそ問題としなければならない。以上のような問題に答えるための視点の一つに、縄張りの分析がある。城郭の縄張り研究は、一九八〇年代に急激に進歩した。さらに、織豊期の発達については、編年を中心とした研究がある。今回はその成果に基づき、織豊系独自の縄張り、出現期の様相について検討する。具体的には、織豊系縄張りの特徴を、出現期において同時期の周辺の城郭と比較してみてみたい。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public / 文学部 / 奈良史学 / 13号
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