| |
詳細
閲覧数:1792
ID |
AN10086451-20001200-1004 |
アイテムタイプ |
Article |
このアイテムを表示する |
|
本文 |
AN10086451-20001200-1004.pdf
Type |
: application/pdf |
|
Size |
: 235.0 KB |
Last updated |
: Dec 16, 2010 |
Downloads |
: 1293 |
Total downloads since Dec 16, 2010 : 1293
|
|
|
タイトル |
古代建築部材の墨書と近世の俗信
|
著者 |
|
版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学史学会 |
上位タイトル |
奈良史学
(Nara shigaku : Nara journal of history).
Vol.18号,
(2000.
12)
,p.42-
47
|
|
識別番号 |
|
抄録 |
一九九三年に行われた平城宮跡東院、宇奈多理神社の南の地点の調査で、大型の井戸が検出された。周囲に石敷きを施し、石組み溝を巡らす立派な井戸である。掘形は一辺が約五mの方形。その中に、断面が幅約二〇センチ、厚さ約一〇センチの檜の細長い板材を二十本、円形にたてならべ、外周を藤蔓で巻きしあて井戸枠としている。その部材は、おのおの長さ約一八〇センチほどが現存し、両側面の中程と下部にはホゾ孔がを穿って、隣接する部材同士を連結している。ところで、この部材にはホゾ孔の位置を決めるためらしい墨縄の線が非常に良く残っているほか、数文字の落書きも見ることができる。そして、さらに興味深いことに、この部材のうちの一八本には、「本」という墨書が残されているのである。これはいったいどのような目的で書かれたものであろうか。この文字は、井戸枠として組み立てたときに外側となる面または隣の部材と密着する側面の、下端近くに書かれており、部材の下端の方向を示す文字であろうことは容易に想像される。ここでは、この「本」の墨書の持つ意味について述べてみたい。 |
言語 |
|
資源タイプ |
text |
ジャンル |
Journal Article |
Index |
|
関連アイテム |
|
|