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閲覧数:2172
ID |
AN10086451-20011200-1001 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN10086451-20011200-1001.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 876.0 KB |
Last updated |
: Dec 16, 2010 |
Downloads |
: 1970 |
Total downloads since Dec 16, 2010 : 1970
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タイトル |
宇多院宣旨について
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著者 |
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学史学会 |
上位タイトル |
奈良史学
(Nara shigaku : Nara journal of history).
Vol.19号,
(2001.
12)
,p.1-
21
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識別番号 |
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抄録 |
平安時代初期太上天皇の研究は、奈良時代の太上天皇からの移行時期とその性格の変化に視点が置かれている。すなわち、奈良時代の太上天皇に天皇と同等の権力を見ているが、薬子の変以後その権力は「潜在化」し、かわりに前面に出されるようになった「家父長的権威」を重視している。平安時代初期太上天皇(以下、上皇とする)については、その性格が家父長的権威によるものであるという解釈が一般化し、各研究者ともこの語句を利用している。しかしそれは目崎徳衛氏の嵯峨・宇多・円融各上皇に関する検討に見えるのみであって、それ以後の研究には家父長的権威という解釈が先行していて、各上皇の実態が明らかにされているわけではないと思われる。筆者は平安時代中期の宇多上皇を取り上げて考察する。宇多上皇は国政に多大な影響を及ぼした上皇とされ、宇多院の発した文書も確認できて、平安時代中期の上皇の実態を提示できると考えるからである。今回は手がかりとしてまず宇多院宣旨を取り上げる。意志伝達という視点から宇多院宣旨を見、そこから上皇文書の性格を明らかにすることを本稿の課題としたい。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Journal Article |
Index |
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