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ID AN10086451-20041200-1003
アイテムタイプ Article
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Last updated : Dec 20, 2010
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タイトル 糖餅行のギルホール馬神廟と祭神
著者
尾上 葉子 (Onoue yoko)
史学科
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学史学会
上位タイトル
奈良史学 (Nara shigaku : Nara journal of history). Vol.22号, (2004. 12) ,p.19- 36
識別番号
ISSN
02894874
抄録 糖餅行とは、清代の北京に存在した菓子屋および菓子職人のギルドのことである。糖餅行は外城の広渠門内にあった馬神廟にギルドホールを置き、雷祖を自分たちの主祭神として祀り、活動をおこなっていた。奈良史学第七号(一九八九)に掲載させていただいた論文では、糖餅行を取りあげて、その起源・祭祀・行規・衰退、および馬神廟の起源の各項目に分けて述べるとともに、北京の菓子屋と菓子、そして菓子と北京の人々とのかかわりについても触れている。今回の小論では、前回詳しく論じることができなかった、馬神廟がなぜギルドホールになったのか、雷祖がどうして祭神として祀られるようになったのか、の二点について、もう一度見ていきたい。当時、ギルドの人々はギルド内で重要と考えられた事項を石碑に刻み、ギルドホールに立てたが、糖餅行の人々も多くの石碑を残している。それらの碑文は、『仁井田陞博士輯北京工商ギルド資料集』第五巻(東京大学東洋文化研究所附属東洋学文献センタi一九八〇、以下「資料集」と略)、および『明清以来北京工商会館碑刻選編』(文物出版社一九八〇、以下「碑刻選編」と略)に収められており、さらに、拓本が『北京図書館蔵中国歴代石刻拓本匪編』(中州古籍出版社一九九〇、以下「北拓」と略)に収録されている。ここでは、こうした碑文を中心的な資料として、上に書いた問題を考えていきたい。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Journal Article
Index
/ Public / 文学部 / 奈良史学 / 22号
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