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ID AN10403791-20000300-1002
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Last updated : Sep 30, 2011
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タイトル 人間が生きるということ一教育人間学の視点から一
別タイトル
To Live In Human Being from the view point of educational anthropology
著者
松井 春満 (Matsui harumaro)
奈良大学教養部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学総合研究所
上位タイトル
総合研究所所報 (Bulletin of Research Institute). Vol.8号, (2000. 03) ,p.3- 28
識別番号
ISSN
09192999
抄録 「生れ生れ生れ生れて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終りに冥し」これは弘法大師空海が、人の心を低きから高きへ十段階に分析した『秘蔵宝鋪』という書物の大意序で述べた言葉である。空海はこの書で仏教各宗の教相を自分の立場から判定しょうとしたのであるが、ここではそういう問題としてではなく、何よりこの二句そのものの意味をまず味わいとってみたい。「人はこの世にあとからあとから生まれ、またあとからあとから死んでいく。それほど繰り返される出来事なのに、人は生死ということのもつ本当の意味に気づくこともなく、ただ無明のままに生死を繰り返しているだけだ」と、大師は人の心の無明ともいえる弱さを端的に語っているのである。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 総合研究所所報 / 8号
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