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ID AN10403791-20000300-1003
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Last updated : Sep 30, 2011
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タイトル 里山の自然と生物の賑わい、ヒトの賑わい:生物多様性を促進するヒトの営み
別タイトル
Natural communitites in Satoyama and biodiversity promoted by human activities
著者
岩崎 敬二 (Iwasaki keiji)
奈良大学教養部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学総合研究所
上位タイトル
総合研究所所報 (Bulletin of Research Institute). Vol.8号, (2000. 03) ,p.29- 49
識別番号
ISSN
09192999
抄録 私達ヒトの存在は、今や地球に対する最大の「脅威」となりつつある。私達の日々の生活と産業活動が、水、大気、土を汚し、大量の植物を伐採し、生物間の関係のネットワークやオゾソ層を破壊し、数多くの生物を絶滅に追いやっている。現代の環境問題は、1)生物種の多様性の減少、2)生物たちが織り成す自然のネットワークの寸断、3)水・大気・土壌など物理・化学的環境の汚染、4)資源の枯渇、5)廃棄物の蓄積、という5つの現象として現れている。この環境問題によって、地球上の生物の多様性が、今、大きく減少しつつある。しかし、ヒトは、その誕生以来ずっと地球に対する大きな脅威であったわけではない。自然の恵みを受けながら、自然との共生が可能な営みをかつては続けていたはずである。そういった先人の知恵と生活から、地球環境を保全する社会を作りあげる方策を学ぶこともできるはずだろう。この論文では、地球上の生物の多様性がなぜ重要であるのかを解説しながら、かつてのヒトの生活の営みは、生物の多様性を高める場合もあったとする説を考察する。そして、ヒトと自然との永続的な共生を可能とする生活様式と思考方法を模索する。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 総合研究所所報 / 8号
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