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ID AN10403791-20030300-1016
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Last updated : Dec 3, 2012
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タイトル 里山の地域づくりとイノシシとの共存
別タイトル
Wild Boar and Man:Living together
著者
高橋 春成 (Takahashi shunjo)
奈良大学文学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学総合研究所
上位タイトル
総合研究所所報 (Bulletin of Research Institute). Vol.11号, (2003. 03) ,p.189- 195
識別番号
ISSN
09192999
抄録 長い人類史の中で人びとは、たえずまわりの環境に働きかけ、またまわりの環境から影響を受けて生活を営んできた。まわりの環境には、地圏、水圏、気圏、生物圏といわれるようなものがあり、これらは人びとの生活の舞台となってきた。人びとは、このような環境とのやりとりの中でそれぞれの文化や社会をはぐくんできた。なぜなら、このような環境は場所によって異なるからである。地域とは、このような過程の中で形成されてきた個性をもった意味のあるまとまり'ととらえることができ、そこにはその地域特有の社会がみられる。ところで今日、わが国の中山間部では地域社会の崩壊が指摘される。これらの地域はいわゆる里山といわれるところで、特に高度経済成長期以降の人口流出や高齢化などにより、これまでの地域社会が維持できなくなっているところがみられる。そして、それにかかわってさまざまな問題が生じている。その1つが獣害問題である。獣害とは、イノシシやサル、シカなどの獣(けもの)による農作物や林産物などへの被害を指す。獣害は古くからみられる被害であるが、地域社会にパワーがある時には獣害に対しても対応力をもてるが、その力が弱まると獣たちの外圧に屈してしまう。そして、その結果ますます地域社会が疲弊するという事態におちいる。たとえばこのような時、このような地域をどうしたらよいのかを考える必要が出てくる。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 総合研究所所報 / 11号
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