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閲覧数:2375
ID |
AN10403791-20050300-1005 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN10403791-20050300-1005.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 328.7 KB |
Last updated |
: Dec 3, 2012 |
Downloads |
: 2381 |
Total downloads since Oct 5, 2011 : 2486
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タイトル |
紀元千年頃の西欧社会の歴史的展開について一ラウール・グラベールとその著を中心にして一
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別タイトル |
Historical Development of Western Society around 1,000 A.D.:Raoul Glaber,a Burgundian Monk and His Writings |
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著者 |
守山 記生
(Moriyama norio)
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奈良大学文学部
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学総合研究所 |
上位タイトル |
総合研究所所報
(Bulletin of Research Institute).
Vol.13号,
(2005.
03)
,p.39-
45
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識別番号 |
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抄録 |
筆者の年来の研究上の関心は、歴史上の平和がいかにしてたもたれたか、もし紛争があればそれはどのように解決されたかをさぐることである1)。E・H・カーは、「歴史とは、現在と過去との対話である2)。」と述べているが筆者も紀元千年頃の西欧社会と対話して当時の政治・社会の全般的な特徴をあきらかにすることをめざしたい。紀元千年頃といえば、西欧社会は、西欧中心史観にならないように注意する必要があるが、若々しい覚醒の時代を徐々に終え、躍進の時代をむかえる3)。つまり、本格的な封建社会が形成される11世紀以後の西欧世界の歴史的展開の出発点として位置づけられる。このような大きな枠組みを前提として研究して行きたい。勿論、筆者は封建社会を暗黒社会とする考えは排除するが、逆にバラ色の時代であったとする説もとらない。西欧中世社会は、さまざまな局面ではかなりミゼラブルな時代と考えられるのではなかろうか。このことも、硬直した先入観があってはならないが、筆者の研究の重要な前提である。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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