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ID AN10403791-20050300-1006
アイテムタイプ Article
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本文 AN10403791-20050300-1006.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 1.0 MB
Last updated : Dec 3, 2012
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タイトル 「御所町絵図」による近世御所町の町割と屋敷地割
別タイトル
A Mansion Ground Profit and Town Division by the Analysis of the Historical City Map of Yamato Gose Drawn in the Edo Period
著者
土平 博 (Tsuchihira hiroshi)
奈良大学文学部
publisher 
出版地 奈良
出版者 奈良大学総合研究所
上位タイトル
総合研究所所報 (Bulletin of Research Institute). Vol.13号, (2005. 03) ,p.47- 56
識別番号
ISSN
09192999
抄録 大和国における近世の都市的な集落としては、奈良、郡山・宇陀松山・高取の城下町をはじめ、小泉・新庄・柳本・田原本などの陣屋町(一部、寺内町を起源とするものを含む)、今井や高田のような寺内町、桜井の在町、八木の街道集落が挙げられる。御所は近世初期に寺内町として形成され、しかも御所藩の城下としての整備も行われため整然とした町割と屋敷地割をもち都市的集落といえよう。発生起源からみると都市構造は複雑であるが、御所藩の廃藩後も整然とした町割と屋敷地割は継承された。現在も御所には近世の都市的集落としての景観が残され、周辺部には新しい市街地を伴って、現御所市域の中心的な集落でもある。このように近世都市として形成された御所町は、「御所流れ」と呼ばれる葛城川堤防の決壊により、これまで残存する史料は少ないとされてきた。御所町の町割や屋敷地割について分析できる史料として、寛保期の絵図(写真)が『御所市史』1)に掲載されている。この絵図は「御所町古図」(吉井清一所蔵)として紹介されている。新庄町歴史民俗資料館で催された平成14年度春季企画展「描かれた町と村」では、この絵図は「御所絵図」2)として展示された。この企画展に際して、御所市内の個人宅3)に同様の絵図があることがわかった。本稿では、後者の絵図から屋敷地1筆ごとの面積および名請人を読みとり、御所町内の屋敷地構成を分析することがねらいである。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 総合研究所所報 / 13号
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