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閲覧数:1588
ID |
AN10403791-20050300-1014 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN10403791-20050300-1014.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 573.1 KB |
Last updated |
: Oct 5, 2011 |
Downloads |
: 3328 |
Total downloads since Oct 5, 2011 : 3328
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タイトル |
田中冬二論―「郷愁」の詩的構造―
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著者 |
藤本 寿彦
(Fujimoto toshihiko)
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奈良大学文学部
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学総合研究所 |
上位タイトル |
総合研究所所報
(Bulletin of Research Institute).
Vol.13号,
(2005.
03)
,p.117-
138
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識別番号 |
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抄録 |
日本文学において、農村がリアルな相貌を持って描出されたのはそれほど古いことではない。と言うと、奇異に感じられるだろう。和歌俳譜において、山川に隣接する田や畑、それを耕す人々の居住地という景観が表象され続けてきたからである。だからといって、表現者が様々な要素が織り込まれた景観の意味構造を読み解いているわけではない。たとえば題詠という表現形式の存在が示すように、表現者がかつて見聞した景観を想起しながら、料紙の白に向かっていたとしても、それはジャンルが要請する文体と美意識に牽引され、浮上するのはモノ化した風景に過ぎない。こうして出来上がったカタログとしての風景が日本文学のパースペクティヴを形成してきたのである。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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