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ID AN10403791-20090300-1016
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Last updated : Oct 14, 2011
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タイトル 中国古代における石刻流行の社会的背景
著者
角谷 常子 (Sumiya tsuneko)
奈良大学文学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学総合研究所
上位タイトル
総合研究所所報 (Bulletin of Research Institute). Vol.17号, (2009. 03) ,p.125- 130
識別番号
ISSN
09192999
抄録 後漢後半期における石刻流行の意義を明らかにするためには、刻石の目的を明確にする必要がある。刻石は、顕彰や記録(証拠)などを目的としていると思われるが、そのうちにも、単純な顕彰から、顕彰という形を通して、国家や個人やグループが、何らかのメッセージや主張を表明することを意図したものまで、さまざまである。刻石流行の背後には、刻石が歓迎されるような政治・思想・人的結合関係・書写材料・文化(文学・史学) など各方面における状況があった。これらは相互に関連しあっており、従って刻石流行の原因及びその背景は単純ではないけれども、あるきっかけが与えられることで、万端に整えられていた準備の上に一気に開花した現象だと思われる。そうした刻石流行を現出させた社会の本質に迫るべく、今回は顕彰という側面にしぼって考察したい。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 総合研究所所報 / 17号
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