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閲覧数:1982
ID |
AN10403791-20140300-1008 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN10403791-20140300-1008.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 797.0 KB |
Last updated |
: May 23, 2016 |
Downloads |
: 877 |
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タイトル |
近代南都仏教史の課題
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著者 |
小林, 丈広
(Kobayashi, Takehiro)
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奈良大学文学部
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学総合研究所 |
上位タイトル |
総合研究所所報
(Bulletin of Research Institute).
Vol.22号,
(2014.
3)
,p.111-
118
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抄録 |
小文は、平成24年度奈良大学研究助成(研究課題「南都仏教と真言宗の近代に関する予備的研究」)による研究成果の一部である。研究助成では、主として奈良の地方新聞『奈良新聞』の検索作業を通じて、近代における南都仏教の動向に関する基礎的な事実の収集に努めた。小文では、今後も引き続き作業を行うため、近代南都仏教史の現状を踏まえ、今後の検討課題を整理した。南都仏教については、古代・中世史においては関心が高く、研究蓄積も多いが、近代史に関しては史料の所在状況も明らかではなく、研究も緒に就いたばかりである。それでも、近年は法隆寺や清水寺(京都にあるが興福寺一乗院の末寺)、西大寺などを対象に研究が進展している。そこで、それらを手がかりに主要な論点を挙げると次のようなものが挙げられる。すなわち、(1)社寺領上知とその影響、(2)宗派の公認問題、(3)社寺総代制度の創設、(4)寺院組織近代化をめぐる葛藤、(5)近代化を担ったり抵抗したりした人々の人物像などである。小文は、奈良を中心に展開した南都仏教の、明治維新後の変容について、研究の現状を振り返り、今後の課題を検討しようとするものである。 |
キーワード |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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