| |
詳細
閲覧数:1150
ID |
AN10403791-20150300-1006 |
アイテムタイプ |
Article |
このアイテムを表示する |
|
本文 |
AN10403791-20150300-1006.pdf
Type |
: application/pdf |
|
Size |
: 1.7 MB |
Last updated |
: May 24, 2016 |
Downloads |
: 2438 |
Total downloads since May 24, 2016 : 2438
|
|
|
タイトル |
広東文化としての中国薬草茶
|
別タイトル |
The Herbal Tea in Cantonese Culture |
|
著者 |
芹澤, 知広
(Serizawa, satohiro)
|
奈良大学社会学部
|
|
版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学総合研究所 |
上位タイトル |
総合研究所所報
(Bulletin of Research Institute).
Vol.23号,
(2015.
3)
,p.55-
67
|
|
識別番号 |
|
抄録 |
本稿では日本語の慣例に従い、中国広東省広州市を指して「広東」という語を用い、広州市周辺の漢民族を「広東人」、その文化を「広東文化」としている。また、本稿でいう「中国薬草茶」とは、中国医学の「ハーブ・ティー」のことであるが、中国医学の薬品の原料は必ずしも「ベジタリアン」ではない。広東の中国薬草茶である「涼茶」は、2006年に中国の国家級の無形文化遺産に登録されている。そのなかにも含まれる「王老吉」が、商品化された涼茶の始まりとされる。王老吉の創業時のエピソードは、涼茶が広州土着の民俗的な背景をもつものではなく、商業化された薬材のルートと、中国医学の専門知識を背景にして、19世紀に成立した広東の都市文化のひとつであることを明示している。これに対して広東省の別の漢民族のグループである「客家人」には、新鮮な薬草を用い、家庭で煮立て、燻蒸して消費される、別種の中国薬草茶がある。 |
キーワード |
|
資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
|
関連アイテム |
|
|