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閲覧数:2514
ID |
AN10533924-19970300-1002 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN10533924-19970300-1002.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 398.6 KB |
Last updated |
: Oct 19, 2011 |
Downloads |
: 6207 |
Total downloads since Oct 17, 2011 : 6207
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タイトル |
伊勢物語の語り手の言葉
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著者 |
山本 利達
(Yamamoto ritatsu)
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奈良大学大学院 文学研究科
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学大学院 |
上位タイトル |
奈良大学大学院研究年報
(Annual reports of the Graduate School of Nara University).
Vol.2号,
(1997.
03)
,p.3-
15
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識別番号 |
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抄録 |
伊勢物語の多くの段では、登場人物に名がなく、男とか女として物語られる。それらの段のそれぞれの物語が終結した後で、登場人物と歴史上の実在人物と関係づけた説明や、あるいは、物語の中の歌や登場人物の行動を説明する内容のものが加えられることがある。前者を旧注では、作者の詞として説明されているが、賀茂真淵や藤井高尚が後人の注というようになって以来、今日までそれに従う人が多い。現存の伊勢物語のテキストは、さまざまの人の手が加わって増益してきたものであるとみることに異論をもつ人はいない。しかし、歌物語も語られるものであり、伊勢物語は非現実的な物語が多く、また理解しにくい歌や説明のほしい言動があり、語り手は説明や感想を述べたくなるだろう。物語は作中世界に語り手の説明や感想を加えて語られるものであり、後人の注というように別人の作が物語に加わったものと扱われるべきではない。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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