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詳細
閲覧数:1660
ID |
AN10533924-19970300-1011 |
アイテムタイプ |
Article |
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タイトル |
『先代舊事本紀』における饒速日尊降臨伝承の考察
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著者 |
荒川 和哉
(Arakawa kazuya)
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奈良大学大学院生
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学大学院 |
上位タイトル |
奈良大学大学院研究年報
(Annual reports of the Graduate School of Nara University).
Vol.2号,
(1997.
03)
,p.199-
203
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識別番号 |
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抄録 |
『先代舊事本紀』(以下、『舊事本紀』とする) については、その本文の多くの部分が『日本書紀』『古事記』『古語拾遺』の本文から引用・連綴されていることから、これを偽書とする説が主流となっている。しかし、『舊事本紀』の本文の中には、巻第三「天神本紀」に見られる物部連氏の祖神である饒速日命の河内国への降臨についての記事、巻第五「天孫本紀」に見られる物部連氏・尾張連氏の系譜、巻第十「國造本紀」の記事のように、他の書には見られない独自の記事がある。そこで、『舊事本紀』に見られるこれらの独自の記事の中から、「天神本紀」にみられる饒速日命の河内国への降臨伝承を取り上げ、(1) 物部連氏の祖神である饒速日命と尾張連氏の祖神である天火明命との同一視、(2)饒速日命の降臨の供奉者という二つの内容を検討することによって、この記事の成立や性格について考えたい。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Others |
Index |
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