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ID AN10533924-19970300-1015
アイテムタイプ Article
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本文 未公開
タイトル 豊臣秀吉の権力形成に関する一考察―本姓・名字・通称・諱等の分析を通じて―
著者
佐藤 秀行 (Sato hideyuki)
奈良大学大学院生  
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). Vol.2号, (1997. 03) ,p.219- 224
識別番号
ISSN
13420453
抄録 豊臣秀吉は、永録八年(一五六五) の初出文書において「木下藤吉郎秀吉」を名乗っている。ここから幾つかの姓名(本姓・名字・通称・諱)を名乗り、最終的に「豊臣秀吉」となる。この時代、改名すること自体は特に珍しいことではない。通称や諱について言えば改名することの方が多い。また本姓や名字を改める例も、急成長大名等にみられる。織田信長は本姓を「藤原」から「平」に改めたし、徳川家康は「藤原氏松平」から「源氏得(徳)川」に改めた。もちろんこの二人の改名が、秀吉のそれに影響しているのは間違いない。しかし改名によって得られる効果(質)、そして改名の回数(量)から言っても、秀吉を姓名活用の代表例と見てよいのではないだろうか。そこで姓名活用という点から見える、豊臣秀吉の思考性を考えてみたい。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 2号
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