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閲覧数:1442
ID |
AN10533924-19980300-1002 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN10533924-19980300-1002.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 477.4 KB |
Last updated |
: Oct 19, 2011 |
Downloads |
: 2915 |
Total downloads since Oct 17, 2011 : 2915
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タイトル |
桐壷院の知
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著者 |
山本 利達
(Yamamoto ritatsu)
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奈良大学大学院 文学研究科
( )
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学大学院 |
上位タイトル |
奈良大学大学院研究年報
(Annual reports of the Graduate School of Nara University).
Vol.3号,
(1998.
03)
,p.3-
17
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識別番号 |
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抄録 |
源氏物語の注釈において、桐壺院は藤壺と源氏が密通したことを知っていたことを前提にしたものが中世以来ある。また、現代の研究者の論の中には、密通のことを知っていたとか、 関与していたとするものがある。このような読み方は疑いを抱かざるをえない。柏木が女三宮に密通したことを知った源氏は、女三宮の処遇に苦慮し、女三宮に嫌味な意見を述べ、柏木には隠湿ないじめの言動を発し、柏木を病に追い込んだ。また薫を抱いても、苦しい感懐をもらしている。ところが、桐壼院には源氏のような言動や感懐が全く語られていない。それは、桐壺院は密通のことを知らなかったものとして作者は構想したからだと考えられる。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Others |
Index |
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